2023年度重賞戦記 3/16 イレネー記念 ~イラスト追加~

過去3年の「人気」「騎手」「馬番」
ピックアップデータは
「新馬戦」「直近3走」

すべてが埋まったヘッダって感無量ですね~

■人気別成績【1着.2着.3着.着外】
1番人気【4.1.2.3】
2番人気【2.3.2.3】
3番人気【1.5.0.4】
4番人気【1.0.1.8】
5番人気【1.0.1.8】
6番人気【0.2.1.7】
8番人気【1.0.0.9】
9番人気【0.0.2.8】
※2022年のヘッチャラとトワイチロは2着同着。
1~3番人気でほぼ連対が決まっているものの、8番人気も勝ちがあり、ブービー人気からも3着入着が2頭出ています。(7人気と10人気は入着馬無し)連軸は人気どころで紐は手広く…といった買い方が良さそうです。

■騎手:3着以上入着が3回以上の騎手をピックアップしてみました。
鈴木騎手 :3勝/2着1回/3着1回
藤野騎手 :2勝/2着2回/3着1回
阿部騎手 :2勝/2着2回
菊池騎手 :1勝/2着1回/3着2回
鈴木騎手はライジンサン、藤野騎手はホクセイポルシェの手綱を取ります。阿部騎手、菊池騎手は騎乗がありません。

馬番:馬券圏内に入着した回数を馬番ごとに記載します

着/馬番12345678910
1着
2着100
3着
4番は2023年スーパーチヨコが取消

2番が3勝と最多。5番と6番は1着は無いものの、半数以上が馬券圏内。1番は馬券圏内に入ったのが2023年のトワイチロ(2着同着)のみと不振傾向。今年は2番に、5番にホクセイハリアー、6番にショータイムが入りました。

■新馬戦
過去10年で3着以内に入った馬30頭の新馬戦の成績
新馬戦:勝ち馬 21頭/3着以内 28頭

■直近3走での連対
過去10年で3着以内に入った馬30頭中、直近3走で連対している馬は27頭(クラス問わず)
このデータ、昨年あっと言わせたアシュラダイマオーにも当てはまっていました。今年はこの条件に該当しない馬はホクセイポルシェしかいないので、あまりフィルターとしては機能していないのですが…

■おまけ 牝馬
今年は牝馬がエントリーしているので、牝馬の傾向も少し…。過去10年で牝馬が馬券圏内に来ているのはわずか2頭。そもそも長いイレネー記念の歴史の中で牝馬の勝ち馬はわずか2頭だけ勝つのは難しいと言わざるを得ません。
では、過去10年で馬券圏内に入着した馬2頭は? 2014年のキサラキク、2020年のミソギホマレです。いずれも3着まででした。

この2頭の共通項は「黒ユリ賞連対」「近3走中に1着がある」「前走がA-1クラス出走」「A-1クラスでの連対がある」でした。この条件、スマイルカナはすべてクリアしています。上位入着は十分期待できると思います。勝てば1999年アーティガール以来の快挙です。

■おまけ 馬体重
やはり若駒の定量戦なので、馬格があることにこしたことはないのではないか?ということで、1000㎏以上と以下の成績を調べてみました。
【1着.2着.3着.着外】
1000㎏以上【5.7.4.30】
1000㎏未満【5.4.5.41】
1000㎏未満のうち、950㎏未満【0.1.0.12】←2022年トワイチロ
※2022年に2着同着がありますので2着馬11頭、3着馬9頭になります。

実は1000㎏で線を引いてもあまり差がありませんでした。若干1000㎏以上がいいかな…くらいです。しかし950㎏で線を引くとほぼ来ていません。例外はトワイチロだけです。とはいえ950㎏未満も13頭とすくないのですが。
最小馬体重で勝ったのは950㎏の2022年のキングフェスタ。圧倒的な実力差がありました。
イレネー時にどのくらい馬体重が増えているかわかりませんが、フレイムファーストとアヤノダイマオーにはちょっとマイナスなデータになります。



 非常にこざっぱりしたデータですみません。前走のクラスなど…と思ったのですがあまり有効なデータが出なかったので…。直近重賞の翔雲賞と関連があればと思うのですが、まだ日の浅い重賞なので項目立てて書けるほどの信頼性はありません。とはいえキングフェスタ、ヘッチャラはそのままイレネーも1着、2着、キョウエイプラス、マルホンリョウユウはイレネーの3着、2着。今年はライジンサンとミチシオが3着以内に入る可能性は高そうです。ただ、枠順を見るとライジンサンが1番を引きました。内端枠と鈴木騎手のどちらの要素を取るべきか…ライジンサンが1番で走ったことがあるのは青雲賞で1回あるきりです(7番人気5着)。そして紅一点のスマイルカナですが、A-1クラスでの実績も、近走実績もある黒ユリ賞馬です。ここで上位入着しても不思議ではありません。◎はミチシオに、〇はライジンサン、▲がウルトラコタロウ。この3頭のボックスと、◎〇二軸でスマイルカナホクセイハリアーショータイムまで流すかんじでしょうか。

…というのがデータ(というほどのデータでもないのですが)からの予想です。

ただ心の◎はコトブキテンザン。ここは谷先生に肩掛けを取らせてあげたいなぁ…と思っています。

ライジンサンはすごく美少年です!口取りの写真など、ホントに整った顔立ちしていると見ほれながら描いていました。ゴーリキが引退した後の私のイケメン枠です(笑)今年度どんな活躍をしてくれるのか楽しみです。

 レビューは観戦記ご覧ください