ばんえい記念ツアー2024 ①イレネー記念観戦記

綺麗な顔をしているんですよね~やんちゃっ子だけど…

 何が嬉しいってレースとパドックをガッツリはりついて写真が撮れること!コンパクトかつ人口密度の低いばんえい競馬ならではで、現地観戦の楽しみの7割はこれです。(叫べる、紙の馬券が買える、隣を歩いて応援できる、美味しいもんが食べられるなど、残りの3割もこってりと充実しているのですが)下手の横好きではございますが10頭の写真をぺたぺたと。3歳馬には近い距離で大勢のお客さんというのはかなりプレッシャーだったかと思います。スマイルカナとライジンサンはなかなかアグレッシブなパドックでした。……そしてばんえい競馬のパドックはうるさいことはマイナス要素じゃないんだと馬券をもって実感しました。

ライジンサン。綺麗な馬だなと思います。厩務員さんと鈴木騎手は何を話していたのかな。周回は比較的穏やかだったのですが…
コトブキテンザン。連勝で向かったんだけど…
ミチシオ。私の本命でした。今年度はよろしくね(笑)
ウルトラコタロウ。飾りがきれい!
大きくてきれいな馬です
カメラ目線をありがとう。
額のハートマークがキュートなホクセイハリアー
ショータイム。落ち着いていたなぁ。
カメラ目線をありがとう!
たてがみがすごくきれいでした。それにしても尾花栗毛ってなんでこんなに緑が合うんだろう!
アヤノダイマオーと言えば!この顔ですよね(^_^)ピンクの鼻が可愛い。鬣飾りが赤塚騎手とおそろいです。
紅一点。でも素晴らしい末脚でした。この写真は落ち着いている一瞬のもの。パドックではテンション高かったなぁ!でどうなんだろう…と思って切ってしまって…ごめんなさい。あんなに強かったのにね。
ホクセイポルシェ。ちょっと元気がなかったなぁ…復活が待たれます。
いざ、ゲートへ。凛々しいというか…このどや顔!強そうです。(いや強かったんですけど)

 このどや顔写真の後、ま~~良く鈴木騎手落ちないもんだな…とほれぼれと騎乗を見ました。写真を撮りそびれましたが(そのほうが良かったかも。大きなレンズを急に向けたりしたらもっとふんがっ!ってなっていたかも知れないし…)、何に驚いたのかライジンサン、見事な立ち上がりっぷりで…。イラストのような感じです。かなりすごい暴れっぷりだったんですが、鐙はかないし鞍もないのに、鈴木騎手はあわてず騒がず。収めたあと、がっがっと手綱を絞って叱っていました(^_^;
 まあ3歳馬がこんなたくさんの人に至近距離で囲まれたらそりゃテンション上がるよね。スマイルカナもなかなかのテンションの上がりっぷりで、これ、大丈夫かしらって馬券で切っちゃったんですよ。あんなに文字数割いてデータでは買えますって言ってたのに!でも2着は驚きました。すごい女の子です。イレネーで上位入着している牝馬は、その後息の長いが目立ちます。早くに繁殖に上がる予定がなければ、きっとスマイルカナも活躍してくれるんじゃないかと思います。

第2障害下からキャンターを切っているライジンサン

 写真がしょぼくってすみません(><)。最初に第2障害を越えたホクセイハリアーの第2障害はちゃんとピントは来ていたんですが、今回のレースを振り返る1枚はこっちかなぁ…と思いまして。三番手でおろしたライジンサンのキャンターが凄かったのです。キングフェスタなどを見ていても思うのですが、ばんえい競馬ってものすごくスピード感がある競馬だと思います。
 映像を観たり、着差を数字で見たりするとそれほどスピード感を感じないと思うんですが(着差1秒が僅差って平地競馬からすると?!?!?!ってなりますものね)現地で見ると、速いですよ!ばんえい競馬。特に第2障害下で600㎏を超える大きな鉄ソリがガシャガシャと音を立てて、じゃり砂をまき散らしながらキャンターに入っている時、私は凄い速さを体感します。見ていてこれほどのスピード感、ソリ乗っていたらジェットコースターなんじゃないかなぁって想像します。高重量戦は隣を歩きますけど、世代戦やスピードスター賞など歩いて応援できないばんえい競馬もあって、それもまたばんえい競馬の魅力の一つです。

 終わってみたら、5連勝でライジンサンが勝ちました。いや強かった。そして驚いたのが2着。牝馬の連対は2004年のエンジュオウカン以来20年ぶりになります。それくらい牝馬は縁遠いイレネー記念。スマイルカナのこれからはハンデとの闘いになると思うのですが、イレネー記念でこれだけのレースができたのですから今後も楽しみです。
 それにしても…サラブレッドだったらパドックで切るくらいのテンションだった馬の1着、2着……。ばんえい競馬にはばんえい競馬のパドックの見方があるということだと思います。ちなみに…私のミチシオは……第2障害で叫べなかったなぁ… イレネーはきれいにスカッと外しました。

レース結果