デジタル横断幕「メジロゴーリキ」

がんばるときにん~~~と鼻を伸ばすのがチャームポイント!

デジタル横断幕とは?

 競馬場のパドックでよくかかっている「横断幕」。あれ、一度作ってみたかったんです。もともと、野球場でも選手の応援イラストボードを外野で掲げることが多かったのです。(日本シリーズで2回カメラに抜かれたことはひそかな自慢です)横断幕と外野の応援ボードは相通じるものがあります。
 応援している気持ち、馬には届かないかもしれないけど関係者には届きますものね。帯広競馬場には騎手の横断幕はあるものの、馬のものは無いので、いつか作って掲示させてもらおうと思っていました。ところが人伝で、帯広競馬場では馬の横断幕は貼る場所が確保できず、また管理も難しいという理由で掲示ができないことを知りました。

……う~ん残念!ならば自分のブログで横断幕を貼ってしまえ。ここなら何枚でも貼れるぞ!ということでデジタル横断幕のコーナーを作ってみました。好きな理由や馬の特徴も触れて行ければと思います。

第一弾はメジロゴーリキ

 まずはこの馬から!ばんえい記念馬「メジロゴーリキ」。私はもともと足に黒いスプレーを吹いたような鹿毛馬が好きで、ゴーリキは好みの毛色。脚も長めで、ふとましい首もりりしい。ゴーリキは姿形がまず気に入りました。そしてカッコイイ馬なのに、曳き方が個性的というか「ん~~~~」と鼻伸ばして引っ張る。一生懸命さが伝わる曳き方で、愛らしいというかちょっと泥臭いというか…でもそれでいて強い。このギャップに萌えました。
 この「ん~~~~」に気が付いて、ファンになったのは、実物を初めて見た2017年のばんえい記念の日の若草特別(3歳オープン)でした。以来、ゴーリキが出走するたびに、「ん~~~」を確認しては一人にんまりしています。
ゴーリキは世代のトップホースとして常にばんえい記念の日に走っていた(世代オープン馬のレースがばんえい記念に日に組まれます)ので、関東在住のファンとしては追いかけやすい馬でした。

メジロゴーリキの「ん~~~~~~っ」コレクション

2017年若草特別ゴール前
2019年スターライト特別第二障害
22年ばんえい記念第二障害

 先行してレースをしたい馬だけど速いペースが苦手で、重量の軽い春~夏場はもどかしいレースが続くのですが、重量が重くなってくる10月末の北見記念あたりから馬券的にも頼りになってくる、季節感があるところも好きです。あ~来た来た、ゴーリキの季節が来た~!となります。オレノココロのように絶対的かつオールマイティに強くないのが、またファンの心に響くんですよねぇ。
 ゴーリキは女性ファンが多い馬のような気がしています。きっと、私の萌えポイントは多くのばん馬好き女性に共通なのだと思います。ばんえい記念のゴール前、私は万歳三唱してましたが、涙目になっている方もいらっしゃいました。お気持ち、わかります。だってゴーリキがばんえい記念取ったんですから!
 来年はディフェンディングチャンピオンとして人気になることと思います。お父さんのニシキダイジンと同じ様にあともう1回、ばんえい記念を取って欲しいです。

今年度も「ん~~~~~っ」と頑張れ!メジロゴーリキ!