2023年重賞戦記 8/27 はまなす賞 ~レビュー追記~

う~~ん目立つ(笑)
そして白い顔が可愛い(笑)
推しが描けて嬉しいです!

過去10年のデータから
人気・騎手・枠
ピックアップデータは
「重量」「前走」

■人気別 馬券圏内入着回数
1番人気:1着1回/2着3回/3着2回(着外4回)
2番人気:1着3回/2着1回/3着1回
3番人気:1着4回/2着1回/3着3回
4番人気:1着2回/2着3回/3着1回
5番人気:1着0回/2着1回/3着2回
7番人気:1着0回/2着1回/3着1回

真夏の世代交流戦。1番人気は苦戦するようです。とはいえ人気のない馬は勝てません。三番人気の勝ち鞍が一番多く、3着までもほぼ4番人気までで決まっているので、1~4番人気までのボックスというのが収支がプラスになるかは別として、一番当たりそうです。

■騎手:3着以上入着が3回以上の騎手をピックアップしてみました。
阿部騎手 :3勝/2着2回
西謙一騎手:2勝/2着1回/3着1回
藤本騎手 :2勝/2着1回/3着1回
鈴木騎手 :1勝/2着1回/3着1回

阿部騎手が好成績。今年はホクセイタイヨウの手綱を取ります。西謙一騎手はクリスタルコルド。藤本騎手はキョウエイプラスの手綱を取ります。

■枠:馬券圏内に入着した回数を枠ごとに記載します

着/枠12345678910
1着1002220111
2着2112111100
3着1211022100
10頭だて3回、9頭だて3回、8頭だて3回、7頭だて1回

 大賞典同様、真夏のレースなので取消や除外、そもそも回避…といった馬が多くて世代戦にしてはフルゲートが少ない重賞です。
 中枠の4~6に勝ち鞍が集まっています。4枠、6枠は1着含め入着が5回あり、中枠が有利なようです。
今年は4枠がアシュラダイマオー、5枠がマルホンリョウユウ、6枠がキョウエイプラスと3歳馬が入りました。

■重量
3着までに入着した馬30頭の重量別うちわけです。


重量1着2着3着備考
650㎏10
660㎏0
670㎏
680㎏
690㎏
700㎏
710㎏1着コウシュハウンカイ
2着メムロボブサップ

660~710㎏までまんべんなく勝ち馬が出ていますが、700㎏までならハンデがあっても押し切るイメージがあります。ただ710㎏は3着が多く、710㎏までいくと連対するには相当な実力差が要るようです。
710㎏を曳くヘッチャラヤマカツエースツガルノヒロイモノはどうでしょうか。

■前走:3着入着した30頭の前走を調べました。

前走重賞は4頭、全頭連対
→今年は該当馬無し

山鳩賞(4歳OP)出走組は12頭いて、全馬5着以内。
→今年の山鳩賞5着以内は
 ツガルノヒロイモノ(1着)、ヤマカツエース(3着)、ヘッチャラ(5着)

・前走Aクラス(1・2含む)は2頭、1着1頭、5着1頭
→今年のAクラス出走5着以内は
 マルホンリョウユウ(3着)

・前走B1クラスは4頭。全頭連対
→今年のB1クラスの連対馬は該当馬無し

・前走B2クラスは1頭 8着
→今年のB2クラス出走は
 ホクセイタイヨウ(3着)、ジェイヒーロー(1着)

・前走B3クラスは5頭 全て連対
→今年は前走B3クラス出走は該当なし

なお、クラスを問わずに前走3着以内は30頭中25頭です。クラス考えずに3着以内と考えてもいいと思います。


 前走3着以内に好走している馬、今年はツガルノヒロイモノ、ホクセイタイヨウ、マルホンリョウユウ、ヤマカツエース、ジェイヒーローの5頭。このうち、710㎏は2~3着までとみて、◎はマルホンリョウユウです!
 いや、推しだからじゃないです。ちゃんと粗々のデータですがデータで絞ったんです!ホントです!騎手の乗り替わりに少し不安を感じますが…まっすぐ走りやすい中枠を引いてくれたこともあります。金田騎手がというより、やんちゃっ子なので初見でどうか…と…。ただ金田厩舎の馬なのでもしかしたら調教で手綱を取っているのかもしれません。

相手は山鳩賞の上位組2頭ツガルノヒロイモノヤマカツエース。抑えはホクセイタイヨウジェイヒーロー
ツガルノヒロイモノとヤマカツエースどちらに〇かは当日の馬場で。タイムが1分40秒台後半よりもかかりそうならヤマカツエース。30秒~40秒前半くらいならツガルノヒロイモノ。

以上は予想なんですが…
心の〇はヘッチャラです!
結局推し馬2頭軸でピックアップした馬に3連複で流すのと、2頭の馬単の表裏。
後はリョウユウの単勝とヘッチャラの単。
マユヒメさんのお兄さんなのでリョウユウ◎ですが、本当はどっちも◎。ヘッチャラの顔も描きたいし、でもリョウユウにもう一つ重賞とってもらいたいし…。

レースレビュー

キングフェスタが不在なら、
負けられないよね
大振りな飾りが大流星に映えます!

 終わってみれば昨年の1~3着で決まったはまなす賞。今年の4歳世代は強いんだなぁ…。馬場はかなり重かったと思います。そのなかで前半45秒はかなりハイペース。ついて行った3歳馬たちはみんな障害を一腰では上がれませんでした。ツガルノヒロイモノには厳しいスタミナ勝負になったと思います。それでも3番手でおろして最後20mあたりまでトップ争いできていたのは、鈴木騎手の手腕。馬場が軽ければもっとキャンターが切れたし、最後まで歩き切れたと思います。それにしても1番人気が苦戦する重賞です。

 ヘッチャラは抜群の先行力障害力で最初に障害を越え、ほぼ同じタイミングで下りた同じく障害巧者のヤマカツエースと競って最後突き放しました。…というよりも…ヤマカツエースってどうにも最後の最後で緩むというか気を抜くというかスタミナが切れるというか…単勝を持っていると最後に悶絶する馬なんですよね…最後のひと踏ん張りが頑張り切れない(笑)
 逆にヘッチャラはそこが我慢の利く馬です。障害が上手な面も含めてとにかく真面目で我慢強い。今回もインタビューを聞くと陣営は、夏バテしていて自信がなかったようなのですが、レースに出てみると本当に頑張る。気持ちが強くてそこが好きなんですよねぇ!
 710㎏で勝った…ということは、ゆくゆくは古馬重賞も取れる馬になるんだろうな…と期待できます。710㎏ではまなす賞を勝ったコウシュハウンカイのように成長してくれたら嬉しいです。

 クリスタルコルドは最後緩まずに歩き切って3着。馬場はこの馬が一番合っていたと思います。第二障害でヨレなければ、もっときわどく勝ち負けに絡めたと思います。復調してきてくれて嬉しいです。

 3歳馬には厳しいレースでした。2障害下でたっぷり溜めたジェイヒーロー以外はみんな第二障害途中で止まりました。3歳馬の中で一番最初におろしてきたアシュラダイマオーは、重たい馬場が合っているんだな…と思います。そしてそのアシュラダイマオーを差して4着に入ったホクセイタイヨウは本当に強くなってきました。次のばんえい菊花賞が楽しみな馬です。

 そして…私の推し馬、マルホンリョウユウについてですが…うまく折り合えてなかったことが敗因の一つだと思います。1障害~2障害の間で何度か金田騎手が大きく腰を落として引っ張っていました。そして第二障害も手前で腰を落として溜めようとしていたけど、やっぱり持っていかれるように障害にかかっていたので…。それでなくても厳しいペースを前々の位置取りでレースをしていましたから…本当はジェイヒーローぐらい、2障害下で溜めたかったんじゃないかなぁ。

 第二障害かかる前からちょっと上位入賞は難しいと感じました。これは止まらずに第二障害は越せないなと…。早いペース、重い馬場、690㎏…下りてから差し脚は残らないので、障害を一腰で越せなければとてもじゃないけど前には届かない(><)。もっとも、下りてから云々の以前に、想像以上に上るのに大苦戦してしまいました(^_^;)。それでも最後5m地点までは4~5着の馬と差のないところまで歩いてきていたので(最後のガス欠の仕方がマユヒメさんみたいでああ、兄弟…とデジャヴーを感じました…(笑))力負けではないと思います。ただ、ホントに難しい馬だなぁと思います。ばんえい菊花賞ではまた強いリョウユウが見れることを願っています。

レース結果