2024年度 重賞戦記 3/16 ばんえい記念

過去10年の「人気」「騎手」「馬番」
ピックアップデータは「年齢」「重賞実績」
昨年も書きましたが…ばんえい記念ですよ!
データで予想なんて野暮なことするもんじゃございません。
皆さま、どうか愛しい馬を買いましょう。応援する馬を買って叫びましょう!
…でも今年は私の心の◎は不在です。
ゴーリキに代わる推しはいまだ現れず…
なのでここは1億円馬の誕生を寿ぎたいと思っています。
と…ばんえい記念定番の前置きをしいたしまして、今年度最後の、そしてこのMAYU'SWORKS最後のデータ予想です。
■人気別成績【1着.2着.3着.着外】
1人気【4.2.2.2】
2人気【4.2.1.3】
3人気【1.2.4.3】
4人気【1.2.1.6】
5人気【0.2.2.6】
6人気【0.0.0.10】
7人気【0.0.0.10】
8人気【0.0.0.9】
9人気【0.0.0.6】
10人気【0.0.0.5】
※2017年は9頭立て。2018年、2019年は8頭立て。2020年は7頭立て。2022年は1頭除外の8頭立て。
6番人気以降の馬券圏内入着はなし。5番人気までで1~3着が決まり、勝ち馬は4番人気まで。
1㌧を曳いて勝負になる馬が限られるので、実質5頭立てのレースになるイメージです。
■騎手:3着以上入着が3回以上の騎手をピックアップしてみました。
鈴木騎手【4.1.1.4】
阿部騎手【2.2.1.4】
藤野騎手【0.3.2.3】
菊池騎手【0.2.1.4】
藤本騎手【0.0.3.7】
鈴木騎手はタカラキングダム、阿部騎手はメムロボブサップ、藤本騎手はダイリンファイターの手綱をそれぞれ取ります(菊池騎手と藤野騎手は今年はコンビを組む馬が居ません)。タカラキングダムの鈴木騎手は注目ですね!
■馬番:馬券圏内に入着した回数を馬番ごとに記載します
着/馬番 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1着 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 1 | 3 | 2 | 0 |
2着 | 0 | 2 | 0 | 4 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 |
3着 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 4 | 0 | 2 | 1 | 0 |
過去10年のうち、8回入着がある6枠がラッキー枠。ちなみに6枠の人気着順を確認してみると…
15年ニュータカラコマ 4番人気→2着
16年フジダイビクトリー 1番人気→1着
17年キタノタイショウ 4番人気→2着
18年オレノココロ 1番人気→1着
19年ソウクンボーイ 8番人気→6着
20年ホクショウマサル 1番人気→3着
21年コウシュハウンカイ 3番人気→3着
22年アオノブラック 3番人気→3着
23年マツカゼウンカイ 7番人気→4着
24年コマサンエース 5番人気→3着
【ホクショウマサルの1番人気は連勝記録継続中にぶつけたばんえい記念。人気先行だったことは否めません。実はこれより前にさかのぼって20年間見てみたのですが05年のスガノテンリュウ(9番人気10着)をのぞき、6番に入った馬は人気より上位か同じ順位で入着しています。今年はこの馬番にコマサンエースが入りました。】
と昨年書いて…見事にコマサンエースが人気を上回り3着。フルゲート揃わないことも多いので6番が必ずしも6枠ではないですし、中枠というなら5番でもいいのに、なぜか6番。6番は何か”持っている”ラッキーナンバーなのかもしれません。そして今年の6番は…コマサンエースが今年も入りました!
■年齢
5歳【0.0.0.1】←アアモンドグンシン
6歳【0.2.2.3】
7歳【3.2.0.12】
8歳【3.3.2.14】
9歳【1.1.4.13】
10歳【3.1.0.11】
11歳【0.1.2.7】
勝ち馬は7~10歳。高重量戦に向けて馬が完成してくるのは7歳以降なんだとわかります。5歳馬の挑戦は過去10年でアアモンドグンシンただ一頭。2020年の挑戦で、ちょうどコロナ禍で場内の観戦ができなかった時です。この時、スタート地点から見ていた(はい。行っておりました。入れないのに(笑))ので、競走中止したアアモンドグンシンのその後がなかなかわからず冷や冷やしたことと、この時31連勝の日本記録を引っ提げて挑んだホクショウマサルが、ゲート出た瞬間(そう、スタート地点で見ていたので普段みれないものが見れたのです)え?!?!という感じで後方を気にしていた事をよく覚えています。荷物が重くってびっくりしたんでしょうね。マサルさん。立ち遅れて1障害でバイキが掛かっているのを見てとても上位に入着できると思えなかったのに、しっかり3着に来て、この時は連勝記録以上に感動しました。ちょっと脱線しますが、その時の写真がこちら。

ホクショウマサルだけえ?!?って
なっているの、わかります?

(手綱を引いて後退させてから前に出す追い方です)
まさかここから3着に来るとは思いませんでした
■重賞成績
ばんえい記念はこれといって関連レースがないのですが、格は必要なのではないか…と思いその年の重賞実績と直近BGの戦績を調べてみました。
過去10年の3着以内に入った30頭中、28頭が「同年の重賞勝ち」「同年の帯広記念を3着以上、または前年のばんえい記念で3着以上」という実績がありました。例外2頭は2020年のホクショウマサル(3着)と、昨年のコマサンエース(3着)です。ホクショウマサルは連勝記録を伸ばして臨んだばんえい記念でした。ただし3着まで。連対はありません。今年同条件を満たしているのは
・コウテイ
・コマサンエース
・メムロボブサップ
の3頭になります。
■帯広記念とばんえい記念(おまけ)
このレースしかない高重量戦なのでリピーターが多い印象があります。そして次いで重い900㎏前後の帯広記念。この2レースとの関連は?とデータ拾ってみました。
帯広記念
着順と【】内はばんえい記念の着順
1着【2.2.1.4】
2着【4.2.0.4】
3着【0.2.2.6】
4着【3.1.2.4】
5着【0.0.3.6】
6着【0.0.0.7】
7着【0.2.0.4】
8着【0.0.0.6】
9着【0.1.0.3】
10着【0.0.1.2】
未出走【1.0.1.14】←2021ホクショウマサル1着、2020ホクショウマサル3着
1~4着までの馬はばんえい記念での勝ちがあります。案外4着が好成績。勝ち馬はいないのですが、入着馬は10着からも出ています。ただ、概ね帯広記念は着板には乗っていることが条件のようです。未出走からの上位入着と勝利はホクショウマサルのみ。31連勝保持者は色々規格外だったようです。
前年ばんえい記念
着順と【】内はばんえい記念の着順
1着【1.3.2.3】
2着【3.1.2.4】
3着【1.1.0.5】
4着【1.2.1.1】
5着【1.0.1.6】
6着【1.1.0.3】
7着【0.0.0.3】
8着【0.0.0.4】
9着該当馬無し
10着【0.0.0.1】
中止【0.0.0.1】
未出走【2.2.4.30】
初挑戦で勝ち馬になったのはセンゴクエースとオレノココロ。いずれも7歳で満を持して槻舘厩舎が送り込んだ馬でした。前年2着が3勝していますが、こうして見ると前年5着6着からでも翌年勝ち馬になっているんだな…と思います。ばんえい記念で上位馬が引退していくということもありますし、昨年5着のコウテイには心強いデータです。
いろいろデータを並べているのですがトリビアとして読んでいただければと思います。今年はメムロボブサップに◎。他に打ちようがありません。一応相手をデータで絞ると、実績ではコマサンエースとコウテイしか残らないので、帯広記念出走まで広げてインビクタまで。この中で6番引いたコマサンエースが〇です。あとはどう買うか…。どう買っても上位人気3頭では1点か2点で勝負しないとトリガミになりそうです(笑)
データにもなっていないデータはさておいて…コマサンエース、コウテイ、インビクタ、タカラキングダム、そしてメムロボブサップ…みんな4コマに登場してもらったことがある馬なので、どの馬も思い入れがあって迷ってしまいます。
不動の心の大本命がいなくなると、ふわふわと浮気心ばかり漂ってしまって決められません。もう、皆100円ずつ単勝買って応援します(笑)