2023重賞戦記 11/5 ばんえい菊花賞 ~レビュー追記~

またリョウユウさんが描きたいぞ!
というか3回描きたいぞ!がんばれ~~~!

過去10年の「人気」「枠」「騎手」
ピックアップデータは
「重量」「牝馬」

■人気別 馬券圏内入着回数
1番人気:1着6回/2着0回/3着1回
2番人気:1着2回/2着4回/3着1回
3番人気:1着0回/2着3回/3着2回
4番人気:1着1回/2着2回/3着2回
7番人気:1着1回/2着0回/3着2回
8番人気:1着0回/2着0回/3着2回
10番人気:1着0回/2着1回/3着0回
1~2番人気から8頭勝ち馬が出ており、連軸は比較的固いレースです。

■騎手:3着以上入着が3回以上の騎手をピックアップしてみました。
鈴木騎手 :1着2回/2着2回/3着2回
西謙一騎手:1着1回/2着2回/3着3回
阿部騎手 :1着1回/2着2回/3着1回
鈴木騎手は今年はマルホンリョウユウの手綱を取ります。
西謙一騎手はアシュラダイマオー、阿部騎手はホクセイタイヨウの手綱をとります。

■枠:馬券圏内に入着した回数を枠ごとに記載します

着/枠12345678910
1着00
2着00
3着0
10頭だて8回(除外1回)、9頭だて1回、8頭だて1回

5枠が4勝と好成績です。今年はジェイヒーローが入りました

■重量
斤量別の成績です。ハンデを背負っている馬の方が入着率が良く、軽いハンデよりも実績の方を重く見た方が良さそうです。
今年はマルホンリョウユウタカラキングダムキョウエイプラスの3頭が720㎏のトップハンデです。

重量㎏成績【1着/2着/3着/着外】入着率と備考
6700/0/2/528% 牝馬
6802/2/0/930% 牝馬
6901/0/2/2112%
7002/4/4/2429%
7101/2/0/633%
7202/1/2/362% 
7302/0/0/0100% 2019メムロボブサップ、2022キングフェスタ
7400/0/0/10% 2020年コマサンダイヤ
2020年のコマサンダイヤはイレネー記念と大賞典を勝っているもののどうにも別定重量の設定ミスのような気がして気の毒です。


■牝馬実績
牝馬の成績は【3/3/2/13】と悪くありません。入着馬は下記の通り
1着:コウシュハサマー(2017)ミスタカシマ(2018)、サクラヒメ(2021)
2着:キサラキク(2014)、ナカゼンガキタ(2017)、ミソギホマレ(2021)
3着:セイコークイン(2013)、アバシリサクラ(2021)
入着馬8頭中、7頭が世代OP戦もしくは重賞の勝ち馬、あるいは定量戦のイレネー記念で3着以内に入っており、牡馬と混じったレースで結果を残していたことがわかります。唯一の例外はナカゼンガキタですが、近3走中にB2ー1クラスでの勝ちがあります。
今年はベニザクラスーパーチヨコと黒ユリの1、2着馬が出走します。上記の条件に近いのはスーパーチヨコで、世代OP戦の秋桜賞でマルホンリョウユウの2着、前走B2ー2で強い勝ち方をして今回ばんえい菊花賞に臨みます。なお、菊花賞で好走している牝馬はばんえいオークスでも好走しています。ここで好走するようであればオークスでも大いに期待ができます。



ここは720㎏を背負う3頭のうち、近走好調なマルホンリョウユウ(前走ステップレースの世代OP勝ち)とタカラキングダム(2走前A1クラスで連対)の2強争いに何が割って入るかではないでしょうか。おそらく人気もこの2頭からでしょう。今年は混戦模様の世代戦なので相手は手広くと思います。スーパーチヨコキタノミネジェイヒーローホクセイタイヨウの4頭は順調さの違いこそあれ大きな実力差は無いと思います。キョウエイプラスはどうでしょうか…近走の低迷の中、720㎏は酷な気もします。何とか復調の気配を見せてほしいです。
ということでデータからは◎マルホンリョウユウ、〇タカラキングダムでこの2頭軸であとは強弱をつけてほぼ総流し(笑)。アシュラダイマオー、ベニザクラもジェイヒーローまで拾うなら無視はできません。2017年、牝馬のナカゼンガキタが2着に来た時は10番人気でのものでした。

……とここまでがデータの予想。

今回はデータのピックアップと心の推しがほぼ一緒です。◎はマルホンリョウユウ~!ココは変わりませんが相手が〇スーパーチヨコさんに代わります(笑)だってね~一生懸命グッズのイラスト描いてしまったのですよ。愛らしいチヨコさんの写真をたっぷり堪能しちゃったんですよ。そりゃあもうチヨコさん頑張って~~♪♪となるじゃないですか(^_^)/ ここで良いところを見せてぜひともオークスを取って欲しいです。きりっとした重賞イラストも描きたいです。
ということで実際買うのはリョウユウさんの単、スーパーチヨコさんとの馬連とワイド、あとはリョウユウさんとチヨコさんの2軸からいろいろ流す…という感じになると思います。

レースレビュー

推しが描けた~~!
というか…強いかった~~!
そして何より…大人になった!
今回もまくまくさんのお写真を元に
描かせていただきました。

 リョウユウ~~!まずはおめでとう!でも思っていた以上に人気になっていて馬券的には…(^_^;

 いやいや、そういう問題じゃない!何はともあれ、めでたい~~。でもね、きっとここからリョウユウはもっと強くなります。良姫さんの子供たちはみんなだいたいダービーとかオークスあたりで本格化しだすので、きっとリョウユウもそうだと思います。(と大賞典でも書きましたがもう一度)

 それにしても…ああ大人になったなぁ…リョウユウの武勇伝は色々あって、一番の語り草は能力検査で外端枠から2枠まで名古屋走りして失格になったことだけど…(あれはコース外にいた係員に驚いたのです。なお、ソリから飛び降りても手綱を話さなかった鈴木騎手はすごかったです!)。スタートゲートで一番最後まで係員が付いていたり、ゴール後、一斉に厩務員さんが総出で撤収に向かったり、表彰式は出来ないので勝ってもすぐに撤収したり、パドックは常に調教師自らが引いて二人引きだったり…リョウユウの晴れ姿をイレネー記念で見た時は、何というか見ているこっちがドキドキするような緊迫感のあるパドックだったしなぁ…と(笑)
 それが不安もなく堂々と口取りができていました!鈴木騎手も乗りやすくなったって言っていましたね。でも、金田調教師のインタビューを聞くと厩舎ではまだまだ…って苦笑いしてましたけど(^_^;。これからもっと成長して、厩舎の人を困らせないようにね。そこも応援してるからね!
 
 レースですが最後はみんな苦しい苦しいレースでした。スーパーチヨコはあとちょっとが歩けませんでしたし、ジェイヒーローホクセイタイヨウもみんなアップアップでゴール。リョウユウも最後はしんどそうでしたが、それ以上に周りが苦しかった。砂の入れ替えは大きかったんだな…と思います。スーパーチヨコさんは本当にあとちょっとだったんだけどね…前半もガンガン攻めて前に行っていたから、展開も厳しかった。障害が上手だから厳しいペースで行っても第二障害越せちゃうし、たぶんギリギリまで頑張っちゃっうんだろうなぁ…詰まって止まってしまうのを通り越して座ってしまう。とはいっても第二障害降りてからはどんなに苦しそうでも騎手が止めたり休ませたりしてはダメだし…。ただ、降りてからあそこまで歩けるなら、もう少し前半後ろから行ってもよかったような気がするんだけど…でも村上騎手も勝ちに行ってのことだろうから…。オークスではもう少し楽に前の位置が取れるはずなので、きっと最後まで歩き切って勝ってくれると思っています。

 タカラキングダムは第二障害で止まってしまいました。前走でも同じ様に止まっていて、それはちょっと気になっていたのですが…不安的中(><)この馬も気難しい馬で…順調ではないと解説にもありましたが体調もあったのかな…二障害でいやいやする癖がつかなければいいのですが…。さらに重量が重くなるダービーでちゃんと障害越せるかな…。キタノミネは障害で膝をつかなければ2着3着争いに加われたと思います。

 大混戦とはもう言いません。720㎏のトッププハンデにもかかわらず、最後まで一番しっかりした足取りで勝ち切ったマルホンリョウユウが、ダービーでは大本命になるでしょうし、きっと勝ってくれると思います。鈴木騎手も取りに行きますって言ってくれました。三冠目もリョウユウが描けることを願っています。

レース結果