真夏の2歳戦観戦記~マルホンマユヒメ応援してきました~
夏休み。どこへ旅行へ行くと言ったら北海道です(笑) エスコンフィールドができたので、北海道のホークス戦とばんえいツアーをくっつけました。(去年も似たようなことを書いたような気がしています。ホークス戦&ばんえい(笑))いや、一瞬、札幌記念と迷ったんですが、やっぱりばんえい!なんかもう、帯広の街中に来るとホッとします。帰ってきた感すらあります(笑)
だって前日宿泊した札幌、凄い人だったんですよ…エスコンフィールドもすごい人・人・人…。球場グルメは美味しかったし、勝ち試合が見れたのでそれはそれでよかったんですが…。それにしてもホームランが出るたびにJALの飛行機や花火が映し出されてライトエフェクトがかかって…とどめに第九が流れる!のはさすがに演出過多のような気が…。大関がパカパカホームラン打たれたもので3回も第九聞いちゃいましたよ…。いや、結果勝てているんで、それは本当に良かったんですが(実は北海道でこんなに試合見ているのに、勝ち試合初めて見たような…)
北の大地で頼りない若鷹軍団はさておき、ばんえい競馬。出走表みたらマユヒメさんが4レースに!応援している2歳馬何か見れるかもな…くらいだったので素晴らしい偶然でした。神様ありがと~! 実は夏休み…といいつつ、諸般の事情により土日しか時間が取れず、ばんえいもギリギリ粘って6時くらいまでしか見れないツアーだったのです。マルホンの馬たちのだれかとか、サスケの甥っ子姪っ子とか、能力検査で見た馬たちとか、2歳戦でひいきの子が見れたらなぁ…という訪問だったのです。
競馬場到着は2レースが終わったころ。ペイストリーストーブハウスでクレープ売っているのを発見して、とりあえずほおばってから、まずはインフォメーションに立ち寄り、マルホンリンクのたてがみ飾りをあずけました。厩舎警備室に行きたかったんですが、新得あたりが濃霧で、スピードが出せず…ちょっと時間が押していたので…。その上入り口でクレープ食べてるから…(^_^;)でもおいしかったです!ただ5分で食べちゃってもったいなかったな…もっとゆっくり味わいたいクレープでした…。
そして、推し活の時間です!
そして、いざ、4Rのパドック! マ・ユ・ヒ・メ さ~~~ん! わあ、ちゃんと競走馬っぽいよ!三人引きじゃないよ(笑) ちょっと大人びたね
…??大人び…てないな(笑) 周回でバタバタしている子がいたのでパドックを歩くの大変だったね。無事にレース出れてよかったよ。…きっと次に会う時はもっとパドックにも慣れているかな。いつか贈った鬣飾りが付けられる日が来るといいな。(きっと今はそれどころじゃないと思う)
ただ、-17㎏…う~~ん。この暑さでちょっと夏負けしていたかもなぁ…。
ドキドキしながら見守る中、ゲートが開いて…いいスタートダッシュ!うんうん。ちゃんとついていけてる!
レースは残念でしたが、前半ちゃんと上のクラスのペースについていってしっかり障害をあげることができました。(焦らず2障害下でためていた藤野騎手はさすがです)降りてからもキャンターが入って、3着争いに食い込めました…が…最後10メートル切ったところでガス欠(^_^;
でも見応えありました!応援しに来てよかったな♪♪ 涼しくなってまた馬体重が増えて、もっと成長したらきっと良くなっていくだろうな…という期待が持てるレースぶりでした。
ホクショウサスケの姪っ子甥っ子大活躍
そしてこのレース、勝ったのはホクショウモモの子ホクショウレディー。あの、ホクショウサスケの姪っ子になります。
ホクショウサスケ。ファンの多い馬でしたよね。かくいう私も大ファンでした。過去にこんな紹介パネルを描いています(笑)
ぜひ一度サスケのレースを動画でご覧ください(笑)。今はゴールドハンターがサスケのレースぶりの継承者でしょうか。
そしてこの日、サスケの甥っ子ユーフォリアも8レースに出走していました。残念ながらタイムアップでレースが見れずパドックだけでしたが…残念。レースでは圧倒的な1番人気に応えていました。第一回の能力検査をドキドキしながら見守っていた馬なので、活躍がとても嬉しいです。
ホクショウレディー
鬣飾りもつけて騎手も背にして、マユヒメさんよりだいぶ大人びています。お母さんについで、目指すはオークス!(もちろん、マユヒメさんも目指してます)
ユーフォリア
サスケの甥っ子ということは、ユーフォリアもシンザンの血を引いています。ユーフォリアを管理している谷あゆみ調教師は浦河の牧場でサラブレッドの厩務員経験があって、その頃、晩年のシンザンのお世話もされているんです(広報誌ポムレのコラムプロフィールにありました)。なんだかとっても不思議なご縁ですよね。
ユーフォリアがダービーを取ることになれば、はるか遠くでは有りますがサラのダービー馬の血を引くばんえいダービー馬の誕生になります。
5代もたつと特徴が消えてしまいますし、重種は5代同種をかけるとその品種として登録されるので、サラブレッドの面影は全くありませんが、血統表をさかのぼれば確かにシンザンがいます。そういう血統の物語を追いかける意味でも応援したくなる1頭です。
パドックでは、二人引き…けっこうキツイ気性なのかな…と思いつつ見ていると、鬣がとてもきれいに編まれていました。2歳馬でしっかり鬣が編まれて飾りがついている馬を見ると、大人しい馬なんだな~と思うか…厩務員さん頑張られたんだな…と思うか…。このパドックを見ていると、後者なんだろうなぁ(笑)
圧倒的な1番人気に応えて見事1着でした!これからが本当に楽しみな馬です。あ~~レース見たかった!
■おまけ。騎手の騎乗
中継でパドックからいったん消えた馬が騎手を背に再びパドックに入ってくるシーン、よく見ますよね。サラブレッドだと「とま~~れ~~」から一斉に騎手が乗りますけど、ばんえいの場合は騎手が乗る場合と引いてゲートまで行く場合と、それぞれあるので「とま~~れ~~」はないわけです。パドック脇にはこのような待機のつなぎ場があって、ここで騎手が乗ります。
このつなぎ場って昔からあったかしら?以前はパドック付近、もしくはパドックで飛び乗る姿をよく見てのですが、最近はこのつなぎ場で騎乗して入ってきます。つなぎ場の柵の下には椅子が置いてあって、椅子と柵を台にして登って乗っていました。
普段はパドック脇にはりついてしまうので、実はこの風景をちゃんと見たのは初めてです。雨降りでスタンドの屋根の下に退避したので取れたカットでした。(スタンドの端からはこのつなぎ場はよく見えます)