2025年度重賞戦記 ナナカマド賞

小さめの切れ長の目はマルニセンプー譲りかなぁ。
母の父ホッカイヒカルは私が初めて
ばんえい記念を見た時の4着馬。
鹿毛と星の雰囲気が面影を感じます。

 長い長い世代戦の始まり。今年はインフルがあり新馬の入厩や調教、テストが順調に進んだ馬はほとんどいなかったんではないかと思います。ナナカマド賞で牝馬の出走頭数が牡馬を上回ったのも珍しく、もしかするとこれは馬インフルと調教の進捗とも関係があるのかもしれません。牝馬の方が比較的早熟な印象がありますから。(人も小学生の時は女の子の方が大きいしおませですもんね)とは言え、上位3頭は牡馬で決着がつきました。
 前哨戦の青雲賞も強い勝ち方をしていて、今回ようやくデビュー以来初めて1番人気になりました。いつもオレノコクオウとかキョウエイジェットとかスターノチカラとかに人気は譲っていたんです。でも、デビューして6戦いまだ連対を外さず常に人気以上の結果を出しています。堅実で真面目な優等生という印象を持っています。調教師はレースに真正面に向き合うタイプではない…と話していましたが、騎手はこの馬はすごく真面目で…と話していて、調教とレースではもしかして馬が変わるのかもしれません。レース映像をみるかぎり、騎手の指示にきちんと従っているように見えます。高速馬場の展開で2回刻めたのも、ちゃんと指示に従えるからだと思うのです。ハイペースを追走していると、騎手は一息入れたくても止まってくれない馬もいます。そういうことがない。そんなところも優等生だなぁという印象を受けます。2着とも大接戦でしたし、抜けた存在とは言い難いのですが、それでも常に上位争いをしていく馬なんだろうなと思います。
 
 すみません、ナナカマド賞についてもっと突っ込みたいんですけど、いかんせんまだ馬になじみがなくて、この馬はこうだよね!と語れないところが多々あって…。一つ言えるのは今年複数の主役が重賞を分け合うのかな…と、このナナカマド賞を見て思いました。ここからイレネー記念までの間に、ゆっくりと馬の個性やレースぶりを把握していきたいと思います。
 

レース結果

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