ばんえい記念ツアー④　スイーツときどき肉少々

　２３年度開幕も間もなく…なのですが、年が明ける前に昨年度の旅行記をちゃんと締めくくっておこう…ということで…。
今更ではございますが（すみません、本業と４コマが押しておりました(^_^;）ばんえいツアー食べたもの記です。今回は比較的物量は控え目です。女子度高くスイーツ多めの食い倒れツアーとなりました。とはいえあくまでも当社比ですので、どうか胸やけせずにお付き合いくださいませ。立ち寄ったお店の名前は太字にしてお店のサイトやインスタグラムなどのリンクを貼らせていただきます。

１日目

　旅程とともに食べたものを追っていこうと思います。
まずは早朝06：55の羽田発の飛行機に乗りまして帯広到着は08：25。空港から最初に向かったのは朝９時から営業している「おかしの館　アクツ」さんです。

毎回寄るんですよね。早くから開いていますし何よりおいしいし！
今回はアップルパイ、ブルーベリータルト、かぽちゃのプリンをいただきました。
ロールケーキも捨てがたいのですが…やっぱりロールケーキもいっておけばよかった！今年はもう一回行くので(笑)
パイもそうなのですが、バターの香りがいいのでタルト生地が本当に美味しい。
ブルーベリーのタルトはレアチーズのフィリングが素晴らしい！さくっっとぺろっと…

車の中でおいしくいただいた後、車を空港方面に戻して十勝野フロマージュへ向かいます。こちらは１０時開店。お目当てはジェラードとお土産です。

　今年は定番カマンベールチーズ＆かぼちゃでいただきました。カマンベールチーズのジェラードはほおばった瞬間あ～～これこれ！　もう懐かしい味になっています。
　なお、スプーン替わりのコーンは食べ終わるまで食べちゃダメですよ(笑)　
　こちらでは毎年クリームチーズをお土産に買うようにしています。これで作るレアチーズケーキ、これがまたおいしいんですよ。十勝のスイーツの力って乳製品の力なんだなぁって実感できます。

　さてここでいい時間になりました。いい時間というのはジンギスカンの聖地「白樺」オープン前15分くらいにお店に到着できる時間、という意味です。

　ラーメン二郎の愛好家には「ファーストロット」という言葉があるそうですが、白樺もこのファーストロットで入れないと30分以上待ってしまいます。旅程の頭でもあるので、待ち時間を最短にすべく、毎年白樺には11時前に到着しています(笑)
　今年の到着は10：40分ごろ。だいぶ人も並んでいました。今年も無事ファーストロットで待つことなく入店。今年もしっかり羊肉を堪能しました。

　この後、いつもならまっすぐ帯広駅に向かうのですが、今年は大正町でもう一つ寄り道をしました。「龍（ロン）」というジンギスカンと焼肉のお店です。お店のサイトはないので紹介記事のリンクを貼らせていただきました。立ち寄った理由は「ばんば盛り」の参加店で、ぜひこちらのばんば盛りを食べてみたかったため。
とはいえ、ここまで来てだいぶお腹も膨れているので（当たり前）、お味見ということで長居をしないことを条件に友人と二人で１食をシェアさせてもらいました。

　こちらのばんば盛り、1200円也。牛焼肉とジンギスカン、テールスープと大盛ご飯がついてのお値段。私的に大ヒットだったのがジンギスカン！白樺に勝るとも劣らない味でした。ラムだと思うのですが、臭みがなく柔らかく脂っぽくない。来年寄る時はジンギスカンランチにしようと心に決めました。

　帯広市街地の到着は午後１時ごろ。応援しているマルホンリンクが出走する２R目までにはまだ少し時間があり…かねてからの宿題「トテッポ工房」に立ち寄りました。やっぱり、食後のデザートは大事ですよね(^_^)

　とってもオシャレ～なカフェ空間に羊臭漂わせてすみません。私と同道した友人は人気ケーキ「シマエナガケーキ」を。中がクリームチーズのムースとブルーベリーのジュレだそうで、愛らしくもおいしかったそうです。目鼻気にしながら食べてたなぁ…(笑)
　私はおなかもいっぱいだし軽く…焼き菓子を…と思ったら３つもセットなんですね！結構ボリュームありました（でも完食）。キャラメルクルミパウンドが大変おいしかったです。しっとりしていて香ばしくて。そして、喫茶の焼き菓子のセットメニューは店頭のばら売り値段見ると大変お得です（^_^)

ここまで食べて…帯広競馬場に到着です。　競馬場では競馬にいそしみました。
そして戦い済んで日が暮れて…帯広ナイト初日に行ったのは

「魚の一心」「炉端の一心」の一心はしごです。
「一心」グループは帯広の駅周辺に６店舗ほど展開しているローカルチェーン店。本店以外に「魚」「炉端」「個室」「宴」「鶏とチーズ」といったコンセプト展開をしています。地元の方からすると定番すぎる居酒屋チェーン店なのですが、なにしろリーズナブルで、美味しいし、遅くまで開いているので、ナイター帰りにはうってつけなのです。魚の一心で一番安い飲み放題つきのコースが3500円。たりなければ色々追加しようという話だったのですが、かなりボリュームがあり結局何も追加せず(笑)。
　一心のお店の中で、私のおすすめは「魚」と「炉端」です。写真撮りはぐりましたが、炉端のお通しは七輪にホタルイカの一夜干し＆エイヒレ。過去に２回このお通しを貰っているので人気メニューなんだと思います。
　飲みの席なのであまりちゃんと写真が残っておらずすみません…上が「魚の一心」で出たホッケ。北海道のホッケだなぁ！というサイズでした。下は２次会の「炉端の一心」で頼んだ白子ポン酢とじゃがばた塩辛。白子は店員のお兄さんイチオシ。おいしかったです。
　十勝で魚？ちょっと意外ですよね。帯広は内陸ですが、逆に言うと北海道のどこの港からも海産物が届くんです。そのためいつでもおいしい魚が食べられます。これは飲兵衛な現地の友人からの受け売りです。実際、魚、どれを食べても美味しいです。

　ちょっと脱線しますが、私が今まで飲みに行ったお店で気に入っているお食事＆飲み屋さんリストです。

「魚千」
ちょっとお高いけど。ホッケ頼むと骨と皮で出汁をとって〆のラーメンつくってくれます

「大地のあきんど」
リーズナブル！で農産物を美味しくいただけます。ここで食べた長芋美味しかったなぁ！

「たけとんぼ」
こちらも馬券勝った時かな(笑)　何を食べても美味しかったです

洋風なら
「農家バル」
オシャレですよ～。お肉とお野菜が美味しいお店です。デートや女子会にいいかも

「ランチョエルパソ」（駅からちょっと離れるのでタクシーか代行が要ります）
泥豚ブランドの名店です。ランチも美味しいけど夜は素敵なバルになります

いずれも人気店なので、ばんえい記念の前後の夜などは、できれば予約取って行った方が無難です。

２日目

　ばんえい記念当日。この日はあまり食べていないんです。競馬場から車を出すと再び停められなくなるのがわかっていたので、競馬と撮影に集中して、「とかちむら」や競馬場内のキッチンカーストリートでの食事になりました。

　まずは、お約束の六花亭本店、賞味期限２時間のスイーツとコーヒーでスタート。初日はゆきこんチーズとサクサクパイ。どちらも鉄板の味です(^_^)　コロナ禍が終息に向かい店内飲食OKとなりコーヒーも復活しました。ただ、今まで無償提供だったのがカップを120円で購入というスタイルになりました（お代わりは自由）。ちょっと残念な気がしますが、諸事物価高の世の中。むしろこれだけ美味しいコーヒーを120円で飲み放題というのは、相変わらずのサービスだと思います。

　そして朝食。街中店が休業だったので、帯広駅近くの長崎屋のフードコートにあるインデアンで朝カレーをいただきました。トッピング無しなら500円そこそこなのに、この味。超お高級でスパイシーなバーモントカレーとでもいえばいいでしょうか…中毒性があるカレーで、帯広に来たら食べずにはおられません。これ食べちゃうと他のカレー屋さんのカレーが食べられなくなってしまう困りものです。今回トッピングはエビ。ぷりぷりでカレーによく合いました。

　スイーツとカレーをおなかに収めて、いざ競馬場へ！来場者プレゼント目当てにすごい行列ができていました。牛乳とレトルトカレーと一緒に私が原稿とイラストを書いた冊子も配られていました♪

　とかちむらと言えば「ペイストリーストーブハウス」。痛恨だったのが１９日はクレープやっていたんですよね…限定商品とは知らず…。ショーケースの前でしばし茫然…。気を取り直してかぼちゃのチーズケーキをいただきました。これ、今回食べたスイーツの中で一番おいしかったです！上にかぼちゃのモンブラン、中はティラミスのようなチーズケーキ。底はタルト生地。ケーキ断面もわかるように撮ればよかったなぁ。かぼちゃ部分は濃厚で、中のチーズケーキはくちどけ良く軽く。絶妙なバランスでした。３月というのにかなり温かく、コート着こんでいて暑かったんで、マテナコーヒーで初めてアイスコーヒーを頼みました。すごく飲みやすい。美味しいコーヒー屋さんはアイスコーヒーも美味しいんだなぁ…と実感。

　そして、とかちむらではもう一つ紫竹ガーデンカフェの「ばんば盛りパフェ」これはさすがに一人では厳しかったのでスプーン５つ貰って、友人一同で回し食べしました(笑)ソフトクリームは、チョコ、バニラ、ミックスと選べまして、ブチオ柄（ミックス）に。マカロンにスコーンが乗っていて、ソフトクリームと生クリームの下はブラウニーとシリアル。食べ応え満点でした。ちなみに、紫竹ガーデンカフェのスコーンは絶品です。さっくりしっとりとしていて風味がよくて。

　結局、競馬場ではこの後キッチンカーでクレープ（だって悔しかったんですよ！）を一つ食べて終了。今回はカレーラーメン食べなかったなぁ。食堂で何か食べとけばよかった。

　戦い済んで日が暮れて…２日目の夜は「平和園(東銀座店)」です。

肉の宴です。特上・上・並のジンギスカン利き肉セットにリュクスラム、ホルモン盛り合わせ。これらをたっぷりビールで流し込むという…健康診断が６月でよかったなぁ。

３日目

朝は六花亭本店のスイーツから(笑)
今回の組み合わせはチーズスフレケーキとマルセイアイスサンド。いやぁ美味しい♪♪バタークリームもいいのですが、このサブレはアイスクリームにもとっても合います。

　本当はこの後、麦音によってモーニングを…と思ったのですが、ちょっと寝坊しまして時間が足りず。そのままお約束していた牧場へ遊びに行きました。年に一度、こちらでばんえいのよもやま話を聞き、馬を見せてもらうのが私にとってはばんえい記念と同じくらい楽しみなのです。

　そしてそちらでいただいたランチがこれ。実は足寄の友人がバイト先からデリバリーしてくれました。足寄の「ウッディベル」のハンバーガーです。（リンク先はお店の取材記事）足寄のハンバーガー屋さんなのですが、私はなぜかこれを本別でいただているという…。パディもパンもどっしり。味もしっかり。お高級かつビッグサイズです。写真左側がアメリカンサイズ、右側がミディアムサイズ。ミディアムでもビッグマックより大きいですよ(笑)
　本当に美味しいので足寄近くまで来られる機会があればぜひぜひお試しください。

　楽しい時間はあっという間で、でも本当にいつもお邪魔して申し訳なくもありがたいな…と感じつつお暇をして帰路に。そして最後に食べたものがこちら。

　「ぶたいち」の豚丼です。毎度羊ばかり食べているので、たまには豚丼も食べよう！ということで。豚丼は帯広に名店がたくさんあるのですが、私はここの豚丼が好きで。
豚丼自体はスタンダードなのですが、最後出汁茶漬けで締めるスタイルが気に入っています。どうしても甘辛く脂ののった豚丼って最後飽きてきてしまうので…。
ちょっと前までは音更にもあって帯広に２店舗あったのですが、今はこちらと…あとは池袋のサンシャインシティに入っています。ぶたいちの経営者さんは関東進出に積極的で、人形町にも北海道番屋という居酒屋を出しています（そこでおつまみにこの「豚丼の上」があります(笑)）

今回こちらでびっくりしたのが通常のお味噌汁に+200でホタテのお味噌汁にできたこと。これ…チェーン店豚丼屋さんのお味噌汁とは思えません。季節ものかもしれないので、次行った時にあるかどうかはわかりませんが…いや…驚きました。

　本当はこの後、〆の締めにクランベリーのスイートポテト…と思ったんですが、夕方４時頃で残念ながら寄ったお店ではスイートポテト売り切れでした。とはいえまずまず、今回もしっかり食べてきたかなと(笑)。ちょっと頭と胃袋のリミッターを外して飲み食いしてきましたが、それでもいろいろ取りこぼしがあります。
が、それはまた次回。美味しく帯広で食べてきます(^_^)