馬の旅盛岡紀行~前編

 かねてより南関競馬場ではない、遠く離れた競馬場で行われる地方競馬の祭典に行ってみたいと思っていました。去年の金沢は残念なことにチケット抽選はずしまして行けず…。今年こそ!ということで盛岡JBCへ。ばんえいではないのですが、地方競馬つながりということでご容赦を。JBCの翌日は馬っこパークと小岩井農場まきば園へ行き競走馬ではない重種を見学してきました。

緑のカモノハシに乗って

 仕事の都合で前日の夜に東京を立ちました。東北新幹線に乗るのは人生三度目。(前2回は仙台でホークスVS楽天戦を観戦したとき)やはり東海道新幹線に比べると乗る回数が格段に少ないので、緑色のカモノハシのようなハヤブサが新鮮です。こまち、とき、東北北陸の新幹線はみんなスタイリッシュできれいです。ミントグリーンとピンクのキュートなカラーリングは旅心をくすぐります。
 新幹線に乗ること2時間15分ほどで盛岡駅到着。盛岡駅でハヤブサとこまちの切り離しを見ました。何ともかわいらしい!こうやって鼻先が閉まるんですね。最新鋭なのにどこかユーモラスで生き物の様な動きです。
 

到着は22時過ぎで、駅はひともまばら。でも駅からホテルまでの繁華街は素敵な飲み屋さんがたくさんありました。(次回の宿題にしたいと思います)とはいえ翌日にそなえてまっすぐホテルへ。

 宿泊先のホテルに入ってすぐのインフォメーションを見て驚きました。さすがJBC。こんな会があるんですね。調教師さんや馬主さんの懇親会があったようです。
実は翌日のチェックアウトの時も、そしてこのホテルに入るときも、おそらく調教師さんかな?たぶん騎手だろうな…という方とエレベーターでご一緒したのも、この会場と関係があるのかもしれません。
 このホテル、清掃もフロントも気配りが行き届いていて、とても快適でした。盛岡にきたらまたここに泊まりたいと思っています。

JBC盛岡フォトグラフティ

盛岡競馬場のシンボル。カッコイイ!! これだけでテンションあがりました。でもこれサラブレッドじゃないかも…。

 1日いろんなことがあって拙い文章ではルポしきれず(笑) ということで写真とキャプションでご紹介。チャグチャグ馬っこにはテンション上がりました。雨降りだったし午前中で帰ってしまいましたが。やっぱり岩手。嬉しいお出迎えでした。
 とにかく思ったことが、キレイ、近代的!…いや、門別の新しいスタンドもとってもきれいなのですが、それよりは広さがあり、芝がある。ちょっと中央の函館とか札幌競馬場をイメージしました。山の中にあるので周囲の風景もきれい。行く道すがら紅葉が美しくてなごみました。

気張ってカメラやレンズを持っていった割には色々ピントが甘くて、大きくは載せられません(^_^;JBC三レースとその口取り。写真撮影は最近復活した趣味なので、昔よりいい機材を使っているのですが、技術は……(^_^; イラストの材料になればいいかなと思って撮影していますが、それでももっとうまくなりたいなぁ!

 返し馬やパドックなどなど。返し馬の表情って好きなんですよね。さあやるぞ!という雰囲気が騎手も馬もにじみ出ています。しかし…雨がきつかった(><)

 ところで…肝心の馬券はもうさんざん(笑)。何しろ通信環境がひどくってなかなかネット投票に繋がらない。やっとつながった!と思ったタイミングであれこれ慌てて買うから、金額間違えやよく精査せずに買ってしまって傷口を広げてしまいました。とはいえスタンドの中は大混雑でマークシートで買う気にはなれず。

 楽しかったしきれいな競馬場でしたが…ネット投票をもっと買いやすくして~! ただどこの競馬場でもビッグレースの時はそうなんじゃないかなと思います。たしかダービーの時もつながりにくかった記憶があります。きっとクレーム来ているだろうし、少しずつ改善していってほしいと思います。

 結局スプリントの単勝と馬連、OROカップの単勝と複勝、クラシックの馬連と当たってはいるのですが、レディスクラシックとジュニアグランプリで大赤字でした。まあ、馬の借りは馬で取り戻すということで、ばんえい競馬頑張ります。(と言って今日菊花賞はずしているんですが…)

 そうそう、馬券予想についてですが、競馬場で流れていたエイカン(盛岡競馬新聞)のトラックマンのパドック解説は素晴らしかったですよ!パドックの馬の見栄えだけではなく、臨戦過程や入厩・転厩状況、現級クラスでの近走成績など…。聞いているだけで新聞を読んでいるような情報量でした。1レース単勝16倍をパドック推奨馬で当てていました。行かれる際はぜひ聞き耳を立ててください。また、レース実況もとても聞きやすくてわかりやすかったです。

たくさん写真を張り付けているので、馬っこパークと小岩井農場の馬たちと、食べたもの紹介は後編で。